落ち込んじゃダメ、と思ったときに(感情コラム vol.1)

※このコラムは、感情カウンセラー協会のメルマガでお届けしたものを転載しています。

こんにちは。
感情カウンセラー協会 代表理事の岡村です。

今月から月に一度、感情にまつわるコラムをお届けすることにしました。
肩の力を抜いて読んでいただけたら嬉しいです。

さっそくですが初回は、こんな場面での話です。

仕事でミスをした。
人からの何気ない一言が引っかかった。
理由ははっきりしないけれど、気分が沈んでいる。

誰しも経験があることでしょう。
そんなとき、心の中でこんな声がしませんか。

「こんなことで凹んでちゃダメだ」
「もっと前向きに考えなきゃ」

私もかつては、よくこの声が聞こえて、それに付き合っていました。
落ち込む自分を叱って、無理やり気持ちを切り替えようとするのです。

でも不思議なもので、そうすればするほど、かえって疲れてしまうのです。

最初の落ち込みに加えて、
「落ち込んでいる自分はダメだ」という、
二つ目の重しを、自分で上乗せしてしまっているからです。

ここで、少しだけ視点を変えてみます。

落ち込む気持ちそのものは、悪いものではありません。

それは「あなたにとって大事な何かが、うまくいかなかった」
ということを教えてくれているサインです。

どうでもいいことでは、人は落ち込みません。
だから、落ち込んだときにまずできることは、
前向きになることではありません。

そうではなく、落ち込んだことを素直に認めて、

「ああ、自分はこれを大事に思っていたんだな」と、
その言い分を聞いてあげることだったりします。

無理に切り替える必要はありません。
それだけで、二つ目の重しが少し軽くなります。

その上で、最初の凹みや落胆、悲しみなどを、
素直に、抵抗せずに認めます。

「あぁ、そういう風に感じている自分もいるんだな」と
ただ感じてあげましょう。

その感じ方のコツは、また改めてお話ししようと思います。

来月も、こんなふうに感情にまつわるお話をしていきます。

それでは、また来月。

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